アタタメマスカ?
朝方さんが指差した店は、外に長蛇の列ができていた。

パンケーキが美味しいと有名で、若い女の子が多い。二の腕を晒した彼女達のファッションも眩しかった。
中には、サラリーマンや、ベビーカーを押す若いママもいた。


「もっと、人が少ない店にしよ……?」

人混みを見ていたら動悸がしてきた。


「そうですね」

夏だというのに、恐らく唇は紫色。
蒼白い顔をした私を、朝方さんは変に思わなかっただろうか?

それから数件、店を回ったけれど、私はどうしても入る事が出来なかった。







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