アタタメマスカ?
こんな真夜中に、朝方さんが起きていた。
店の軒先から電話を取る。

「もしもし?」
『真幌さん』

彼の声が聞こえたの同時に、夜空に稲光が走った。次の瞬間、ドン!!と、雷が近くに落ちる。
メリメリメリ! と裂くような音も――

「キャァァ!」

思わずしゃがみこむ。

『今、どこ? 仕事帰り? 』

「うん、コンビニ出た所」

電話の向こうから、同じような雨音が聞こえた。

「朝方さんも外? 何処にいるの?」

もう一度、稲光が走る。

『戻り橋にいる』

私の心臓にも、衝撃が走った。


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