ライオンのサーカス



 近道をして坂の上のモネの家まで来ると、カナトは一旦モネを降ろし、鞄から鍵を取り出した。

 
「その帽子、なんか大事なの?」


 鍵を開けざま、カナトがふと聞いた。


「親からの贈り物か何か?。」

「いや、シロウから貰った」

「……最低。シロウから貰った物は捨てろって言ってるのに!。ったく心配し損だよ。」


 ドアを開けるとカナトは今度は縮んだモネをお姫様だっこして、家の中に入った。


 
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