腕まくりイケメンバーテンダーの秘密
「せっかくなので……バーテンダーさんのお名前、教えてもらってもいいですか?」
「俺ですか? ケイって言います」
「ケイさん。今夜はカウンターに立つ姿、見れなくて残念です」
「やはりシェイカーがないと、不自然ですか?」
「いえ、あの……。腕まくり姿、つい見とれちゃって……」
思わずぽろっと出てしまった本音。ケイさんはその言葉に笑顔を浮かべ、こちらへ身を乗り出して口を開いた。
「もしかして、俺のこと興味あります? 菜津さん」
心臓がドキリとして、体が凍り付く。
「ど、どうして私の名前を……」
彼はマスクを外し、前髪を片手で軽く崩した。
「俺ですよ。蒼宮 圭人。大学のサークルで一緒だったじゃないですか」
一瞬にして頭の中が高速回転し、大学時代の記憶が蘇る。オールラウンダーサークルに所属していた時、私に絡んできた一つ年下の茶髪姿のチャラ男が浮かんだ。
「えっ!? あっ、あの蒼宮君!?」
呆然として次の言葉が出ない。サークル仲間で新人歓迎会を行った際、隣に座ってきたのが彼だった。やけに親し気に話しかけられ、サークル内で追われてると噂になり、逃げ回っていた記憶がある。
「俺ですか? ケイって言います」
「ケイさん。今夜はカウンターに立つ姿、見れなくて残念です」
「やはりシェイカーがないと、不自然ですか?」
「いえ、あの……。腕まくり姿、つい見とれちゃって……」
思わずぽろっと出てしまった本音。ケイさんはその言葉に笑顔を浮かべ、こちらへ身を乗り出して口を開いた。
「もしかして、俺のこと興味あります? 菜津さん」
心臓がドキリとして、体が凍り付く。
「ど、どうして私の名前を……」
彼はマスクを外し、前髪を片手で軽く崩した。
「俺ですよ。蒼宮 圭人。大学のサークルで一緒だったじゃないですか」
一瞬にして頭の中が高速回転し、大学時代の記憶が蘇る。オールラウンダーサークルに所属していた時、私に絡んできた一つ年下の茶髪姿のチャラ男が浮かんだ。
「えっ!? あっ、あの蒼宮君!?」
呆然として次の言葉が出ない。サークル仲間で新人歓迎会を行った際、隣に座ってきたのが彼だった。やけに親し気に話しかけられ、サークル内で追われてると噂になり、逃げ回っていた記憶がある。