腕まくりイケメンバーテンダーの秘密
ある日から姿を見かけなくなり、私もそのサークルを離れた。まさか、その彼が憧れのバーテンダーだなんて……。
「今なら口説いても逃げませんか?」
「えっ、いや……逃げるとか、そんなことは……」
しどろもどろになって、答えもあやふやになる。どう考えてもアウトな相手に惹かれてしまったらしい。
「でも普通に考えて、興味のない男と一緒にカクテルは飲まないですよね?」
彼は身を乗り出して、問い詰めてくる。ここをどう乗り切ればいいのか、行く手を阻まれてしまった。
すると蒼宮君は急に頬を緩め、笑顔を浮かべる。
「冗談ですよ。ちょっとからかってみました」
「や、やだな。あはは……。すっかり蒼宮君が大人の男性になってるから……私、気付かなくて……」
目の前のカクテルを強引に流し込む。そしてスマホを取り出し、大げさに呟いた。
「あっ、友人がそこまで来てるって。ごめんね、もう行かないと。支払いは?」
「俺がご馳走しますから。でも、また来てくださいね」
「え、えぇ。ごちそうさま。それじゃ、また……」
慌てて逃げ出すように店を後にした。もちろん友人の話なんてデタラメだ。
冷や汗と、気まずさと、心苦しさと。もう、お腹がいっぱい……。
「今なら口説いても逃げませんか?」
「えっ、いや……逃げるとか、そんなことは……」
しどろもどろになって、答えもあやふやになる。どう考えてもアウトな相手に惹かれてしまったらしい。
「でも普通に考えて、興味のない男と一緒にカクテルは飲まないですよね?」
彼は身を乗り出して、問い詰めてくる。ここをどう乗り切ればいいのか、行く手を阻まれてしまった。
すると蒼宮君は急に頬を緩め、笑顔を浮かべる。
「冗談ですよ。ちょっとからかってみました」
「や、やだな。あはは……。すっかり蒼宮君が大人の男性になってるから……私、気付かなくて……」
目の前のカクテルを強引に流し込む。そしてスマホを取り出し、大げさに呟いた。
「あっ、友人がそこまで来てるって。ごめんね、もう行かないと。支払いは?」
「俺がご馳走しますから。でも、また来てくださいね」
「え、えぇ。ごちそうさま。それじゃ、また……」
慌てて逃げ出すように店を後にした。もちろん友人の話なんてデタラメだ。
冷や汗と、気まずさと、心苦しさと。もう、お腹がいっぱい……。