久我くんの過保護が止まらない!
教室が一気に騒がしくなる。

「久我くん!?」

「いや今久我くんこのクラスに二人いるから!!」

「それどういう意味!?」

「待って待って待って!」

「爆弾落とすな!」

大混乱だった。

しかし当の本人は「うるさいな」としか思っていない。

「兄ちゃん!」

渚が叫ぶ。

「そういう意味で言ってないよね!?」

「そういう意味ってなんやねん」

湊は少しだけ考えた。

そして―――

「家族やからって意味やけど。」

その回答に、教室中がずっこけそうになった。

「先に言え!!」

誰かが叫んだ。

全員同意だった。

< 122 / 157 >

この作品をシェア

pagetop