久我くんの過保護が止まらない!
そうしてようやく迎えた放課後。

湊はげっそりしていた。

人生でそう何度もないレベルでぐったりして机に突っ伏している。

完全に電池切れだった。

「湊?」

陽菜が心配そうに覗き込む。

「大丈夫?」

「無理.......」

即答だった。

湊は基本的に多少のことでは疲れた顔をしない。

だが、さすがに今日は話が違うらしい。

なにせ、朝からずっとだったのだから。

『久我くん、大変だったんだね……』

『私は理解できるよ』

『辛かったら相談して?』

『私、そういうの偏見ないから』

『久我くんは悪くないよ』

ぞわ。

思い出しただけで鳥肌が立った。

正直吐き気がする。

本当に反吐が出る。

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