久我くんの過保護が止まらない!
本当に昔から変わらない。

手が勝手に伸びた。

指先で頬を撫でる。

柔らかくて白い肌。

熱なんてないはずなのに。

少しだけ指先が熱くなる。

「……」

小さく息を吐く。

そして、ぽつりと零した。

「……可愛すぎんねん」

心底困ったような声だった。

「反則やろ、こんなん……」

好きになるなと言われても無理だ。

昔からずっと隣にいて。

笑って。

怒って。

心配して。

救われて。

気付けば人生の中心にいる。

なのに、本人は何も気付いていない。

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