久我くんの過保護が止まらない!
すると、不意に湊がふっと鼻で笑って口を開いた。

「まあ。」

「?」

「楽しかったからええけど。」

「……。」

「屋台も一通り回れたし。」

淡々と続ける。

「射的して。」

「……。」

「金魚すくいして。」

「……。」

「焼きそば食うて。」

「……。」

「花火も一番よう見える場所で見れたし。」

そこで一度区切ると、

「―――陽菜と【二人】で。」

さらりと付け加えた。

「…………。」

渚の眉がぴくりと動く。

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