久我くんの過保護が止まらない!
珍しい......と思ったのも束の間だった。

「Hello, Mike.」

「Hello, Emma.」

数行読む。

さらに数行読む。

そして―――

ぱたん

教科書が閉じた。

「早。」

陽菜が思わず言った。

まだ始まって一分も経っていない。

湊は机に頬杖をついた。

「覚えた」

「覚えたじゃないの」

「終わったやん。いぇーい」

「終わってないよ」

「内容全部覚えたで」

「そういう授業じゃないから」

湊は小さくため息をついた。

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