久我くんの過保護が止まらない!
竹刀袋を肩に掛け直す。

「帰り暗なるから気ぃ付けや」

「大丈夫だよ」

「大丈夫ちゃうって」

「駅前のスーパーだし」

「それでもや」

過保護である。

そう、昔からだ。

湊は過保護すぎる。

中学生くらいまでは一緒に買い物まで着いて来ようとしていた。

家から歩いて五分くらいのコンビニなのに、だ。

さすがにそれは断ったけども。

「はいはい」

「はいは一回」

「はい」

まるで保護者だった。

陽菜は思わず吹き出す。

「お父さんみたい」

「親父と一緒にすんな」

「なんで」

「嫌なもんは嫌や。」

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