久我くんの過保護が止まらない!
その頃、校舎裏では。

女子生徒が緊張した様子で両手を握りしめていた。

「その……」

声が震えている。

湊は黙って聞いていた。

早く終わらんかな、と思いながら。

「ずっと前から好きでした!」

やはりだった。

予想通り。

だから驚きはない。

女子は必死に言葉を続ける。

「試合見てかっこいいと思って……!」

「……」

「もしよかったら……!」

期待。

不安。

緊張。

全部が混ざった瞳だった。

だからこそ。

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