久我くんの過保護が止まらない!
二章

波乱の嵐は止まらない

その翌日のことだった。

朝、いつものように陽菜と湊は登校し。

いつものようにクラスメイトたちに囲まれ。

いつものように一時間目を迎える――

はずだった。

ホームルーム開始のチャイムが鳴る。

担任の佐々木が教室へ入ってきた。

しかし様子がおかしい。

なぜかニヤニヤしている。

嫌な予感しかしない。

「はいはい、おはよう」

「おはようございまーす」

いつもの挨拶。

だが、担任は出席簿を閉じると口を開いた。

「今日はみんなにお知らせがあります」

教室がざわつく。

こういう前置きのときはは大体ろくなことがない。

小テスト追加。

委員会の集まり。

行事実行委員募集。

だいたいその辺だ。

< 96 / 157 >

この作品をシェア

pagetop