久我くんの過保護が止まらない!
少し長めの茶髪。

整った顔立ち。

すらりとした体型。

どこか大人びた雰囲気。

教室が静まり返った。

「うわ」

「イケメン」

「やば」

「芸能人みたい」

小声が飛び交う。

女子たちがざわつく。

転校生は茶板の前に立つ。

そしてチョークを受け取った。

さらさらと名前を書く。

綺麗な字だった。



『久我 渚』



その瞬間、陽菜が固まった。

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