二百物語
幽霊の出る時間
今日も友達と遊んでたら、いつの間にか夜中の2時。「そろそろ帰るわ」「なぁ、2時頃って幽霊が出るらしいぜ」脅す友達をこづく。「出るはずねーだろ」歩いて帰っている途中、猛スピードの車が俺に向かってきて――鈍い衝撃と同時に、体が宙を舞った。いてぇ。頭から血が出てる。このままじゃ死ぬ。「た、助けて」運よく人が通りかかる。「きゃー!」助けてもらえる。そう思ったのに、その人は「幽霊よ!」と叫んで、走り去った。