儚い君と恋をする。
【第1章:儚い君とのひと夏の恋】
EP1:儚い君との出会い。
──私は最近この街に引っ越してきた。
そして不思議な彼と出会う。
「はぁ…」
最近この街に引っ越してきた私は、中々クラスに馴染めなくて一人トボトボと歩く。
最近のお気に入りは学校帰りにある河原。
今日も私は、一人座り込むと風の気持ちいい夕暮れの中ぼんやりとしていた。
ここに来ると、少しだけ落ち込んでいた気持ちがスッキリするから私はよくここに来ている。
ぼーっとしてると視界の端に、私と違う制服を着てる男の子がいた。
私と同じようにぼんやりと、どこかを見つめながら佇んでいた。
…いつの間にか先約がいたんだ。
だけど、私は彼が他の人たちと少し違うことに気がついた。
あ…
あれは人じゃない…幽霊だ。
そう私は小さい頃から見える体質で、昔よりは見えなくなったけど、こうやって今でも見えることがよくある。
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