儚い君と恋をする。
私は、振り返ると不思議そうな顔をするれいくんに渡した。
「はいっ!これれいくんの分ね?」
「…は?俺の?」
れいくんは目を丸くするとそのブレスレットと私を交互に見つめた。
「うん…この街に引っ越してきて友達がいなくて…寂しかった私といつも一緒にいてくれた…初めての友達だから…すごく楽しかったから…いつも私のそばにいてくれてありがとうっ!!」
少し照れくさくて赤くなる頬を隠しながられいくんに渡した。
れいくんは、嬉しそうだけど少し複雑そうな顔をした。
「ありがとな…でも、なな、忘れちまったか?俺は物には触れれねぇよ」
「わかってるよ…でも大丈夫な気がするのっ!だって私がれいくんの為にたくさんたくさん願いと気持ちを込めて作ったから…」
「んな、気持ちだけでどーにかなるかよ」
れいくんは半信半疑で私の作ったブレスレットに手を伸ばす。