儚い君と恋をする。

この河原は私のお気に入りの場所で落ち込んだ時いつも元気をくれる。


そして…れいくんと出会った特別な場所。


今日もこの河原は心地の良い風が吹いていた。


二人で次々と打ち上がる花火を見上げる。そっと横を見るとれいくんの綺麗な横顔が花火が上がる度にいろんな色に染まっていた。


「──ここであの日お前と出会えてよかったよ…、俺は死んだのかもしんねぇけど、お前と出会えたから、これはこれでありだなっ」


花火を見つめながらぽつりと響くれいくんの声と顔は、とても優しかった。

その言葉が、私の胸の中にスっと入り込んで熱く弾けて、私は突き動かされる。


繋いだままのれいくんの手をぎゅっと力を込めて握る。

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