儚い君と恋をする。
EP8:君と友達になる。
次の日から私は行動に出た。
幽霊の時に見た、れいくん…じゃなくて叶斗くんの夏の制服と秋の制服
あれは隣町の男子校だった。
私は放課後になるとチャイムが鳴ると同時に、だっしゅで彼の高校に向かった。
──校門の前に着くと私はソワソワしながら、ひたすら彼が出てくるのを待った。
男子校の前で待つ私はすごく注目を浴びていて、すこし恥ずかしかったけど、叶斗くんに会いたい…ただそれだけでひたすら待ち続けた。
三十分ぐらい待っていると友達と気怠げに歩く叶斗くんが校舎から出てきた。
私の胸は久しぶりにドキドキと高鳴り出した。