聖女の力を搾取されて使い捨てられた元聖女は、辺境地へ国外追放されて冷酷聖騎士に溺愛されながら運命愛に導かれました
 事が終わり、レユスットに懇願されて渋々付き添っていたヘレナがレユスットに声をかける。
 「お疲れさま。気は済んだ?」
 ヘレナは以前のアフタヌーンティーでの事があったため、穏便に済んだ事に安堵する。
 レユスットはヘレナの言葉を聞かず、遠くなっていくマリーの背中を見つめて呟く。
 「決まった相手がいるなら、初めから言ってくれ」
 レユスットはウィラルドの隣で幸せそうな笑顔を向けているマリーを見送る。
 「おめでとう。お幸せに、マリー。さようなら」
 レユスットは豪華な謝罪の花束をヘレナへ押しつけて去っていった。
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