このクズを誰にも渡したくない







陸の補習に今日暇な俺と清水が付き添うことになった。

「あ、コーラ買ってくる〜」

陸が補習のプリントを解いて清水がそれを採点して間違えた所を俺が陸に教えるというループをしているとき。

何故かいきなりそう言うなり立ち上がって教室を出て行く陸。

俺と清水は珍しく喋ることがなかった。

俺がじーっと清水を見ているとバチッと目が合い顔を赤くした清水が俺を見て間抜けな声を出した。

以上。

「・・・・・・」

「っ・・・・・・」

少しずつ赤くなる顔を俺はずっと見つめる。

「な、に・・・・・・?」

「・・・・・・」

俺は敢えて返事をしなかった。

そんな俺を見て清水は余計に困ったような顔をする。

可愛い・・・・・・。

素直にそう思った。
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