カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
やっぱり・・・

大きめな不透明なゴミ袋に、使い古しだけど。。。電気毛布を丁寧に折りたたんだ。


きつく、水が隙間から入らないのを確認すると、今度はならべく、地味なビニールの袋を用意してその中に詰め込む。



ダウンジャケットと、マフラーを手にとり



このどしゃぶりの雨の中・・・



カズキの家にむかおうとしていたんだ・・








「こんな雨の中!どこいくの!!?」




背中の浴びる母の声を無視しながら、家のドアをしめた。


「待ちなさい!!!」




きつく言い放つ言葉がむなしく雨音にかき消されていた・・・




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