カズキ、10年愛〜不良のあなたに恋をして〜後編
迷いが無いと言うのは、嘘になる…





でも…


でも…




「カズキは…もう…いいの。
この先想い続けていても。
逢えるわけでもないしね。

だったら…
ずっと、私だけを見てくれていた、松岡さんにって…思ってさ。」





『そっかぁ。舞…本当にいいの?』



「良いも、何も。
松岡さんに決めたからさ。」




『わかった!舞が決めたんなら、何も言わない!
幸せになってよ?』




「ありがとう!」


『じゃあさ。
独身最後の夏なんだからさ、今週末、フミも誘って海行こうよ!』


「いいね~!!
海わかった!あさって海ね?」



詳しい事は、





また後になりこの場は一先ず携帯を閉じた。





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