語部与太郎の創作怖い話【完】

喉の渇き

女性は買ってきたペットボトルの水が、蓋を開けていないのに空になっていることに気づきます。
買い直しても、家に置いた途端また消えてしまうのです。
ある夜、激しい喉の渇きで目を覚ましますが、蛇口をひねっても水が出ません。
慌てて家を出ると、渇きは消えました。
後日女性は知ります。
この家が建つ前、子どもを餓死させた監禁事件の家があったと。
その子たちは霊となった今も、飢えに苦しんでいるのでしょうか。
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