振ったはずの元カレが、今でも私を離してくれません。
第2話「懐かしい呼び方」
そして日曜日当日。
朝から雲ひとつない青空が広がっていた。
「……はぁ行きたくない。」
鏡の前で小さく呟く。
制服ではなく、白いブラウスに淡いブルーのロングスカート。
普段より少しだけおしゃれをしたつもりだけど、何度見ても落ち着かない。
「これで変じゃないかな……。」
髪を軽く整えてみる。
すぐに首を横に振った。
考えすぎ。
今日はただのカラオケ。
しかも人数合わせ。
終わったら帰るだけ。