追放された自称悪役令嬢は落ちぶれた元騎士を拾って辺境に返り咲く
噂の内容が明らかにおかしい。

レオンは苦笑しながら頭を下げた。

「レオンだ」

「ミリアです!」

握手まで始めた。

妙に気が合っている。

「それでですね、

ずっとお聞きしたかったんですけど.....」

ミリアは声を潜める。

「お二人って、やっぱりそういう……?」

「違うわ」

即答だった。

「まだ居候よ」

「"まだ"?」

「…………」

しまった。

余計な一言だった。

ミリアの口元がにやりと緩む。

「へぇ~」

「違うから」

「分かりました、分かりました〜!」

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