~KissHug~
「メリークリスマス~」

お弁当を食べながら
乾杯した。


芳樹が目をつぶるように言った。

私は静かに目をつぶった。
芳樹は私の首筋に
キスをしながら
ネックレスをかけてくれたようだった。


目を開けて
私は鏡の前に立った。

「芳樹、これすごく光ってるよ。」

「だって、ダイヤだし~」

「だ…だ…ダイヤ?」

「きれいだよ、歩来~」

「ありがと、一生懸命働いたお金…
大事にするから。」

「それじゃ、芳樹も目をつぶって」

芳樹は笑顔で目をつぶった。
私は、芳樹の手をとって
手首に手作りのブレスレットをつけた。


「ブレスレット?」

「うん。私が作ったの。」

目をあけた芳樹が
一瞬少し怪訝な顔をしたのが
不思議だった。

「?」

「・・・ありがと、大事にするから。」
いつもの芳樹の笑顔だった。


  勘違いかな~
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