~KissHug~
素良が風呂から出てきた。

俺は横目で素良を盗み見した。
間違いなく
歩来はこいつに抱かれてる。

華奢だけどきれいな体は
王子さまと
俺は労働者って感じだ。


  こいつ今日 歩来を・・・・
  まさか・・・・
  歩来は俺を選んだはずだ。
  また、裏切られたのか?



バスタオルで
頭を拭きながら
出ていこうとした素良にきいた。

「今日会った時、ちび子に何欲しいか聞いた?
プレゼント~」


「あ、いや…聞かなかった。」


素良は足早に去って行った。



今日素良は夕方帰ってきた。
歩来は・・・・?



歩来を信じよう・・・・・
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