あなたの可愛いおへそのくぼみ
「ユージン、好きだよ。小さい時からずっと……大好きだった」
やっと想いを告げられた。手が震えて、心臓の音がうるさくて、顔も真っ赤になっていて格好悪い。
でも、宥仁の前でならそんな自分も許せる気がした。
「俺も。学生のときは余裕なくて向き合えなかったけど……ずっと末莉のこと忘れられなかった」
宥仁にそっと引き寄せられ、末莉は彼の腕の中におさまった。耳をつけるとどくどくと胸の音が響いてくるようだ。きっと宥仁も今、真っ赤になった顔を隠そうとしている。
「あの日、末莉と一緒に居たとき覚悟が決まったんだよな」
「私のへそのひと押しで……」
「まあ、そういうことにしとく」
まさかそんなところで運命が動き出すなんて。自分のへそフェチに感謝しつつ、末莉は宥仁に抱き締められたまま、服の上からお腹をつんとつついた。
「また見せてね、おへそ」
「……気が向いたらな!」
ぶっきらぼうに言う宥仁だが、きっと末莉が請えばいつでもあの可愛いおへそを見せてくれるだろう。
その存在を確かめるように、末莉は宥仁の広い胸にそっと顔を埋めた。
(了)