この世界を壊すには
#3
天使は無数の光の粒子となって散っていた。
『【執行完了】』
死神の冷徹な声が響いた。
死神は光の粒子が完全に消えてなくなるとゆっくりと僕を振り返った。
死神特有の黒い髪に黒い眼、大きな黒い翼。
長い髪はツインテールにされており、根本はラズベリーピンクのリボンで結ばれている。
少し垂れている目元に、不適に微笑む口元。
僕が今まで見た死神とはどこか違う、不思議な少女。
それが、僕を救った死神だった
『初めまして、人間くん♪』
その口から紡がれる言葉は恐ろしく軽い。
だけど、同時に親近感の湧く、見た目相応の声色だった。
「…は、初めまし、て?…」
『そんなに固くならないでよ♪』
くすくすとおかしそうに笑う死神。
そこに先ほどまでの冷徹な影は見えない。
……少し、惹かれてしまった。
『では、本題です!』
ふいに死神は少し声を高くして僕に向き直った。
大鎌の刃先を僕の首元に静かに当てる。
僕は一瞬で理解した、。死神は僕の味方なんかじゃない。
『私と契約を結ぼう?』
『【執行完了】』
死神の冷徹な声が響いた。
死神は光の粒子が完全に消えてなくなるとゆっくりと僕を振り返った。
死神特有の黒い髪に黒い眼、大きな黒い翼。
長い髪はツインテールにされており、根本はラズベリーピンクのリボンで結ばれている。
少し垂れている目元に、不適に微笑む口元。
僕が今まで見た死神とはどこか違う、不思議な少女。
それが、僕を救った死神だった
『初めまして、人間くん♪』
その口から紡がれる言葉は恐ろしく軽い。
だけど、同時に親近感の湧く、見た目相応の声色だった。
「…は、初めまし、て?…」
『そんなに固くならないでよ♪』
くすくすとおかしそうに笑う死神。
そこに先ほどまでの冷徹な影は見えない。
……少し、惹かれてしまった。
『では、本題です!』
ふいに死神は少し声を高くして僕に向き直った。
大鎌の刃先を僕の首元に静かに当てる。
僕は一瞬で理解した、。死神は僕の味方なんかじゃない。
『私と契約を結ぼう?』