悪霊配信アプリ
どうにか立ち上がった小夜が屋上を駆け回って逃げる。
男の子の悪霊は小夜の背中にベッタリと張り付いて離れない。
自分に張り付い子供を振り払うために自分からわざとフェンスにぶつかっていくが、悪霊に実態はないのでフェンスをすり抜けてしまう。
それはなにも見えていない藍と洋太から見ればただの奇行でしかなかった。
小夜をなだめるために必死になっていたふたりも、だんだん唖然とした表情になって動きを止めてしまった。
「いや! いやぁ!!」
小夜だけが屋上を駆け回って悲鳴を上げ続けている。
「やばいよ。このままじゃ先生たちが来るかも」
あまりにもうるさい小夜の絶叫に、私はふたりにそう声をかけた。
男の子の悪霊は小夜の背中にベッタリと張り付いて離れない。
自分に張り付い子供を振り払うために自分からわざとフェンスにぶつかっていくが、悪霊に実態はないのでフェンスをすり抜けてしまう。
それはなにも見えていない藍と洋太から見ればただの奇行でしかなかった。
小夜をなだめるために必死になっていたふたりも、だんだん唖然とした表情になって動きを止めてしまった。
「いや! いやぁ!!」
小夜だけが屋上を駆け回って悲鳴を上げ続けている。
「やばいよ。このままじゃ先生たちが来るかも」
あまりにもうるさい小夜の絶叫に、私はふたりにそう声をかけた。