悪霊配信アプリ
葬儀が終わって数日経過していたが、おばさんはまだ心の整理がつかないようで室内を意味なく歩き回っていた。
「本当に茉莉ちゃんは大丈夫?」
「だから、大丈夫だって」
小夜の自殺の理由がハッキリしていないからこんなに不安なのだろう。
なら、安心させてあげるのが一番だ。
「あのね、小夜って子は薬物をしていたらしいの。もちろん私はしてないし、そんなことは知らなかったよ? でもとにかく小夜はやってた。それで幻覚でも見たんだと思う」
最後の幻覚という部分だけは事実だと思っている。
私と小夜が見た、男の子の幻覚だ。
「そう……。幻覚を見て飛び降り自殺なんて怖いわね」
おばさんが自分の両腕をさすりはじめた。
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