悪霊配信アプリ
最近梅雨が明けて焼けつくような日差しが続ているせいで、すぐにメークが崩れてしまう。
「ほんと、メーク道具いくら持ってても足りないし」
買ったばかりのアイブロウはもうなくなりそうだ。
鏡の中の自分を見ながらメーク直しをしていたそのときだった。
後方にスッと冷たい風が通った気がして振り向いた。
けれどトイレ内には誰もいないし、窓も開いていない。
気のせいかと思ってまた鏡に視線を戻したとき、そこには自分ではなく頭の割れた男の子の姿が写っていた。
「僕は遊んでいただけなのに!」
大きな声が聞こえてきたかと思った瞬間、鏡の中から真っ赤な血に濡れた手が伸びて出てくるのを見た。
「キャアア!!」
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