悪霊配信アプリ
悲鳴を上げて尻もちをつく。
腕から先だけが異常に伸びて私を捕まえようと迫ってくる。
捕まる!
強く目を閉じて顔の前で両手をクロスさせたとき、ガチャッと音がして個室のドアが開く気配がした。
そっと目を開けると一番奥の個室のドアが開いている。
続いて鏡へ視線を向けると、男の子姿は消えていた。
まさか……。
心臓がドクドクと嫌な音を立てて早鐘を打つ。
視線が最奥のトイレへと向かう。
ドアは開いているのになかなか人は出てこない。
今のうちに逃げなきゃ!
あの子が出てくる前に!
気持ちばかりが焦って立ち上がろうとしてもうまく行かず、地面に這いつくばりながら出口へと向かう。
その瞬間だった。
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