悪霊配信アプリ
なんて、藍独特の感想を言っている。
自分の顔がキャンパスになるのだとか。
「しっかし、行く場所ないねぇ」
倉庫を封鎖され、屋上にもなかなか出られない気候が続く中、私たちの居場所はホコリっぽい空き教室になっていた。
ソファも扇風機も冷蔵庫もない。
外で過ごすよりは少しは快適という程度だ。
「俺はゲームができればどこでもいいけど」
洋太もちゃっかりついてきて、日長一日ゲームばかりしている。
「そういえば洋太ってどうして小夜たちと仲良くなったの?」
このメンバーの中では一番浮いているというか、正反対のタイプだ。
洋太なら教室の居場所くらいありそうなのに。
けれどその質問に洋太がピクリと反応した。
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