悪霊配信アプリ
私はどうにか怒りを押し込めて質問する。
が、少し声が震えてしまった。
「好弘と上手く行ってないって」
「それ、いつ頃から?」
「半年くらい前かな? 好弘からすれば半年も同じ人と付き合ってることがすごいことだったからさぁ、私『真剣に付き合ってると思うよ』って答えてたんだよね」
そんなに前からあのふたりは上手くいっていなかったのか。
それは初耳だった。
「その後くらいからかなぁ? 好弘が茉莉のこと気にするようになったのはぁ」
「そんなに前から?」
「そうだよぉ? 最初はさりげなく見てた感じだけど、最近はもう小夜がいてもいなくても無関係になってたよねぇ」
藍が楽し気な笑い声を上げる。
< 138 / 140 >

この作品をシェア

pagetop