悪霊配信アプリ
そう思っていたのに、失禁した好弘はそのまま白目を向いて気絶してしまったのだ。
男の子は反応を見せなくなった好弘を前にスーっと消えて行く。
「なんだ。たったこれだけ?」
思わず小さな声で呟いてしまったが、幸い藍と洋太には聞こえていないみたいだ。
突然好弘の奇行にすっかり唖然としてしまっている。
「ここにいない方がいい」
私はふたりへ向けてそういうと、空き教室から出たのだった。

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小夜が死んだのは本当に運が良かったからみたいだ。
家に帰りながら私は考える。
屋上で、フェンスを乗り越えるくらいの恐怖を味わわせることができたのが利点だった。
だけど毎回同じ偶然が重なるとは思えない。
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