悪霊配信アプリ
考えれば考えるほどに汗が流れてくるようで、好弘は歩き回りながら何度も頬に流れてくる汗を手の甲で拭っていた。
「好弘って最低」
藍が軽蔑すような視線を好弘へ向けて呟く。
「きっと誰かが妊娠して、知らない間に中絶でもしたんだな。その怨霊が好弘パパの前に現れたんだ」
聞いていなように見えてちゃっかり話を聞いていたらしい洋太が鼻を鳴らして言う。
「あぁ、クッソ! 誰だよ!」
好弘は思い当たるふしが多くあるのかその場に座り込んで頭をかきむしり始めた。
小夜はこんな男のどこが良かったんだろう。
やっぱり、顔とか?
「好弘、今日はもう帰ったほうがいいよぉ」
藍が見ていられなくなったのか、好弘に声をかけた。
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