悪霊配信アプリ
会社が傾いたときに彼が一番に首切り要因になったのは言うまでもない。
毎日家にいるようになった父親は、最初に母親に手をあげはじめた。
上手くいかないすべてのことを母親の責任にして、八つ当たりを繰り返した。
これによって母親は更に木賀田少年に依存するようになっていく。
『ママのいう通りにしていれば大丈夫』
『あんな男みたいにはならないからね』
しかし父親は母親の目を盗んで木賀田少年にまで暴力を加えていた。
父親からの暴力と、母親からの束縛によって木賀田少年はだんだんと歪んだ子供に育っていった。
木賀田少年が始めて野良猫を殺したのは小学校4年生のころだった。
< 179 / 200 >

この作品をシェア

pagetop