悪霊配信アプリ
そのころ父親は相変わらず仕事をしていなくて、母親が毎日パートに出るようになっていた。
家の仕事は木賀田少年が任されていたものの、早くに家に帰ると父親とふたりきりになって暴力を振るわれるため、家に帰る時間を送らせていた。
そのころの木賀田少年は自分の以外のすべての人間が眩しく見えていた。
友達と一緒にいても嫌なことを思い出して心を真っ黒に染めてしまうのは自分ひとりだと思い込んでいた。
そんな中、日頃の暴力性が目を覚ました。
木賀田少年は最初は野良猫に優しく近づいた。
野良猫が油断して喉を鳴らし始めたころ、持っていた彫刻刀でその喉をかっ切ったのだ。
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