悪霊配信アプリ
藍が少し寂しそうな顔をしているけれど、無視をした。
「うおっ。まじかよ。また負けた」
洋太はさっきから何度も同じ面をプレイしているようで、イライラしている様子だ。
この中では一番のゲーマーだけれどその上は一向に上がらないらしい。
そんなことをしている間に藍はひとりでノートを広げだした。
とはいえここで勉強するわけじゃない。
そのノートには藍ワールドが広がっているのだ。
「今日のコンセプトは?」
聞くと藍が目を輝かせて顔を上げた。
小首を傾げてペンを指先でクルクルと回転させると「そうねぇ。今日はヘビかな」と、答えた。
また変なものを。
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