悪霊配信アプリ
老け込む
おばさんとおじさんが、私の父親からの金で好きなものを購入しているとわかってからはふたりに気をつかうことをやめることにした。
「茉莉ちゃん、夕飯の時間よ?」
「部屋で食べるから、持ってきて」
「部屋でって……なにかあったの? 学校で嫌なこととか?」
ドアの向こう側から質問してくるおばさんにため息を吐き出す。
自分たちがしていることはバレていないと思っているんだろう。
「学校は順調だよ。ただ、あんたらと顔を合わせて食事したくないだけ」
キッパリ言い切るとドアの向こうで息を飲む音が聞こえてきた。
引き取られてから今まで、おばさんたちのことを『あんたら』なんて呼んだ記憶はなかった。
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