悪霊配信アプリ
「誰かから逃げて交差点に入って行ったらしいよ」
「でも誰もいなかったんだろ?」
「ねぇ、それって幻覚ってこと?」
「小夜だって薬物やってたかもって言われてたもんね」
受験でストレスをため込んでいた3年生たちはとくにそんな話で持ちきりになった。
すでに死んでいる相手だから、どれだけ侮辱しても許されると思っているのかもしれない。
「なんで、あんた死に方したんだろう」
そんな中でも悲しんでいるのは藍と洋太のふたりだけだった。
私は今、いつも通り屋上へ出てきていた。
今日はとてもいい天気で、あまり長居はできそうにないけれど。
「藍も見たでしょう? あれは絶対に薬物だった」
私の言葉に藍が睨んでくる。
「でも誰もいなかったんだろ?」
「ねぇ、それって幻覚ってこと?」
「小夜だって薬物やってたかもって言われてたもんね」
受験でストレスをため込んでいた3年生たちはとくにそんな話で持ちきりになった。
すでに死んでいる相手だから、どれだけ侮辱しても許されると思っているのかもしれない。
「なんで、あんた死に方したんだろう」
そんな中でも悲しんでいるのは藍と洋太のふたりだけだった。
私は今、いつも通り屋上へ出てきていた。
今日はとてもいい天気で、あまり長居はできそうにないけれど。
「藍も見たでしょう? あれは絶対に薬物だった」
私の言葉に藍が睨んでくる。