悪霊配信アプリ
好弘が薬物をしていたと断定されれば、次は自分たちが疑われる番だからだろう。
「なにが原因だとしても、悲しいよ。短期間でふたりも友達がいなくなったんだから」
洋太がそう言って藍を抱き寄せた。
お涙ちょうだいのドラマチックなシーンを演出するつもりなんだろうか。
ヘドが出そうになって顔をそむける。
けれどふたりは離れなかった。
まるで私なんて見えていないようにふたりの世界に入り込んでしまう。
付き合っているのだから当然といえば当然だけれど、好弘が死んでからはそこに遠慮がなくなってきた気がするのは、きっと気のせいじゃない。
ふたりは私を屋上から追い出そうとしているんだ。
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