悪霊配信アプリ
おばさんが慌てて駆け寄っているのを見て、一瞬手の動きが止まる。
止まるな。
これは私のお金なんだから、遠慮する必要なんてない。
それに藍と洋太を許しちゃいけない。
自分にそう言い聞かせて印鑑と通帳をわしづかみしてカバンに入れた。
「あなた起きて! あなた!」
床に倒れたままおじさんは動かない。
私はほんの少しだけ後ろ髪をひかれたけれど、そのまま家を飛び出したのだった。
☆☆☆
家から持ち出した印鑑通帳を持って銀行へ行った私だったが、登録されている印鑑ではないことがわかって引き落とすことができなかった。
さすがにそこまで不用心ではなかったみたいだ。
止まるな。
これは私のお金なんだから、遠慮する必要なんてない。
それに藍と洋太を許しちゃいけない。
自分にそう言い聞かせて印鑑と通帳をわしづかみしてカバンに入れた。
「あなた起きて! あなた!」
床に倒れたままおじさんは動かない。
私はほんの少しだけ後ろ髪をひかれたけれど、そのまま家を飛び出したのだった。
☆☆☆
家から持ち出した印鑑通帳を持って銀行へ行った私だったが、登録されている印鑑ではないことがわかって引き落とすことができなかった。
さすがにそこまで不用心ではなかったみたいだ。