悪霊配信アプリ
これを逃したらもう返済のチャンスはなくなるということ?
「返済期間を過ぎたらどうなるの?」
「そのときはしかるべき対処をいたします」
「しかるべき対処って?」
聞いても男は口元に笑みを浮かべるばかりだ。
きっと、法外な方法で接触してくるに違いない。
この男ならそれくらいのことはできるはずだ。
「一週間後までに100万円、用意できますか?」
その質問にまた唾を飲み込んだ。
さっきから喉がカラカラに渇いている。
「お金ならある。だけど、私は持ってない」
「それなら支払えるかどうかわかりませんねぇ?」
その通りだった。
首尾よく通帳を印鑑を手に入れることができるかどうかもわからない。
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