悪霊配信アプリ
だからって手直にいる私に手を出してくるなんて!
安い女だと思われた腹立たしさから、椅子の足を握り締めた。
「冗談じゃないって言ってるでしょ!!」
片手で椅子を掴んで力任せに好弘の頭にたたきつけた。
ガンッと嫌な音がしたあと、好弘がうめき声をあげて私から離れた。
私はすぐに立ち上がり、ドアへと駆けだす。
「待てよクソ女!!」
後方からそんな怒号が聞こえてきたけれど、待つわけがなかった。

☆☆☆

最悪な気分で家に帰ると案の定おばさんが玄関まで飛んで出てきた。
「茉莉ちゃん、どうかしたの?」
「うん、ちょっと風邪っぽくて」
「大丈夫かい?」
おばさんの後ろからはおじさんも顔をのぞかせた。
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