悪霊配信アプリ
顔を数発と、背中を何発か蹴られただけで逃げ出すことができたから。
藍と洋太は明らかに手加減もしていた。
でも、でも、今の私はトラウマと現実の暴力の中にいた。
学校を飛び出してきて足は自然と家へと向かう。
けれどこんな姿で帰るわけにはいかない。
おばさんおじさんからなにがあったのか質問責めを受けるに決まっている。
せめて公園かどこかで制服の汚れを落としてからじゃないと帰れない。
そこまで考えて自然と足が止まった。
いつも渡っている歩道橋の上から行きかう車を見下ろす。
色々と考えている間になんだかどっと疲れが押し寄せてきた気がする。
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