悪霊配信アプリ
そのときに見つけてもらえばいいという算段もあったんじゃないだろうか。
結果的に言えばほぼ母親の考え通りにことが運んだようだ。
私は大家さんに助けられて、母方の遠い親戚だというおじさん、おばさんに引き取られることになった。
大家さんがどうやってこの豊住家にたどり着いたのかまでは、知らないけれど。
「茉莉ちゃん、今日は早起きね」
シャワーを浴びて出てくるとおばさんが起きてきたところだった。
「起こしてごめんなさい。寝汗かいちゃって」
「そう。今から朝ごはんを作るから、ちょっと待ってね」
「あ、私も手伝うよ」
そう答えて慌ててドライヤーで髪の毛を乾かす。
金色に染めた髪の毛が熱でふわふわと泳いだ。
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