悪霊配信アプリ
「あんた誰なの? なんであんなアプリを私に教えたの?」
「僕はただの霊能者だよ。特に悪霊をアプリに閉じ込めることが得意なんだ」
「それじゃ、あのアプリはあんたが作ったっていうの?」
「そうだよ。言わなかったっけ?」
男が首を傾げている。
その目は帽子で隠れて見えないけれど、口元は笑っている。
こんな存在自体が冗談みたいな男が、あのアプリを作ることなんてできるんだろうか?
「ちなみに、今日使ったでしょう?」
「私があのアプリを使うとあんたに情報が行くの?」
「もちろん。僕が作ったアプリだからね」
すでにアプリを使用したことがバレているとなると、アプリの関係者である可能性はぐんと高くなる。
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